体温を上げよう!!
こんにちは、豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のブログ担当の院長の浜井です。
コロナでの緊急事態宣言が緩和された地域もありますが、なないろ整骨院・整体院のある大阪府豊中市では、以前、緊急事態宣言が継続されていて、不要不朽の外出は禁止されています。
なないろ整骨院・整体院では
・患者様同士が近づかないように配慮(施術する部屋が2部屋あり、施術する部屋をわけています)
・施術所内の換気
・手指消毒の徹底
・使ったタオル類は一回での交換
・施術者のマスクの着用
・施術者の毎日の検温
・院内の消毒の徹底
など、国が定めるガイドライン以上の基準を作り、しっかりと守って、通常通り営業しております。
「しんどいのは待ってくれない!!」
いかにコロナでの外出の自粛を訴えられても、お体の不調は待ってはくれません。
不調を放っておくことによって、もっとしんどくなり、施術を受けても、よくなるのが遅くなったりもします。
しんどいなと思った時は不要不急の外出ではなく、「必要な外出」と思っています。
しっかりとした、院内のコロナの対策は万全ですので、お体の不調がある方は、一度ご連絡ください。
さて、今回は「体温をあげよう!!」というテーマで書いていきたいと思います。
健康的な体温とは??
皆さんはご自分の体温は平常時に何度くらいか確認したことはありますか?
最近はコロナウイルスの感染を疑うために、毎日検温している方もいらっしゃると思います。
現在のようにコロナ騒動がない普段の生活の中では、「風邪を引いたかな?」とかの疑わしい時くらいしか、検温しない方がほとんどだと思います。
人間の通常時の体温は人によって誤差があるものの、健康的な人の平常時の体温は36.5~37.1度と言われています。
ちなみに36度以下の体温の方は「低体温」と言われています。
現代人では、36度以下の「低体温」の方がとても多くなっていると言われています。
補足としてですが、「冷え性の方」と「低体温の方」との関係はないと言われています。
低体温には何故なるの?
では健康的な36.5~37.1度の体温の方と、低体温の方では何が違う原因なんでしょうか。
いろいろな原因があるのですが、一番多い原因で、約9割が「筋肉量の不足」と言われています。
50年前の日本人の平均体温より、現代人の平均体温は0.7度低くなっていると言われています。
現代のライフスタイルは日常的に運動不足であり、50年前くらいは全て手作業で行っていたので、毎日がとても運動量の多い生活をしていました。
炊事・洗濯・畑仕事など、ほぼ全ての作業を手作業で行うことによって、必要な筋肉が維持できていたと思われます。
しかし、現在の生活では、家電製品・車などの移動手段の発達など、自分の体を動かすことなく、行うことが出来るので、慢性的な運動不足により、筋肉量の維持ができていないと思われます。
筋肉は体の中で「熱」を作るための一番大きな役割をしています。
筋肉量の減少=体温の低下=低体温
このように思っていただければいいかと思います。
低体温で起こること
低体温の方には体の中でどのようなことが起こるかを書いていきたいと思います。
低体温の方は、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、簡単に書くと、「免疫機能の低下」が起きます。
免疫機能が低下するということは、ウイルスや細菌の感染率が上がってしまいます。
また、「体温=熱」を作る一番大きなものは、先ほども書いたように、「筋肉」です。
「低体温=筋肉量の不足」ですので、「体温=熱」を作り出せなくなっている状態です。
人間は基礎代謝というもので、何もしていなくても(寝ていても)熱を作り出しています。
基礎代謝は筋肉量が多ければ高く、筋肉量が少なければ、基礎代謝も下がってしまいます。
基礎代謝が下がると、エネルギーの消費量が減り、その結果、脂肪が増えてしまいます。
「脂肪=内臓脂肪」が増えると、生活習慣病の発症率も上がってしまいます。
ちなみに1日の代謝量の内訳として、人により多少の誤差はありますが、
基礎代謝:生活活動代謝:食事誘導性体熱産生(特異動的作用:DIT)=6:3:1と言われています。
*生活活動代謝:1日の中で動いた際に発生する代謝
*食事誘導性体熱産生(特異動的作用:DIT):食後に内臓で消化・吸収をする際に発生する代謝
この割合から見ても、基礎代謝=筋肉量がいかに大事かわかると思います。
体温の上げ方
低体温では体の「免疫力の低下」が起こり、原因は「筋肉量の低下」と書きました。
では、どのようにして体温を上げてやればいいのかを書いていきます。
基礎代謝=筋肉量と書きましたが、筋肉量を増やすには一番良いのは「筋トレ」です。
しかし、筋トレを一回行っても、筋肉量は増えません。
継続したトレーニングで
筋肉量の増加=基礎代謝量の増加=体温の正常化
上記を行うことが一番ですが、なかなかトレーニングを継続して行える方は少ないので、今回は少し違うことを、簡単に書いていきたいと思います。
<体温を上げるための簡単な方法>
(ウォーキング)
1日に30分は歩きましょう。一度に30分を歩くということではなく、何回かに分けてでも構わないので、1日30分を目安に歩きましょう。
人間の筋肉の7割は下半身についています。歩くことによっって、筋肉量の大半を占める下半身をしっかりと動かし、筋肉量を減らさないようにしましょう。
通勤で1駅分歩く、買い物でエスカレーターやエレベーターに乗らないなど、出来ることを少しずつ行うのがいいでしょう。
毎日行うことなので、生活習慣の一部にしていくことをお勧めします。
(入浴)
1日に1回はシャワーではなく、10分くらいは湯船に浸かりましょう。
ゆっくりと湯船に浸かることにより、深部体温を上げてやると、体温が下がりにくく、代謝の良い状態を作れます。
シャワーだけでは体温は上がりません。
(白湯を飲む)
これは特に朝ですが、寝起きは体温が低い状態です。体温が低い状態の時に、冷たいお水などを飲んでしますと、体温が余計に下がってしまいますので、朝一番は「白湯」を飲んで、体温を上げてあげましょう。
寝る前も同じように白湯を飲むのがいいでしょう。
(スクワット)
しっかりとした本格的なトレーニングではなく、「スクワット」のみでいいので行うようにしてください。
先ほども書きましたが、人の筋肉の7割は下半身についています。
スクワットは効率よく、下半身の筋肉を使って行うトレーニングですので、ご自分にあった回数で行ってください。
参考までに、スクワットを行う際は15回×3セットくらいから始めたらいいと思います。
もちろん、人によっては回数を減らしてもいいですし、膝に疾患がある方などにはお勧め致しません。
体温が上がると起こるいいこと
低体温の原因や、悪いところ、体温の上げ方などを書いてきましたが、ここでは、体温が上がるとどのようないいことが起こるかを書いていきます。
(免疫力の向上)
先ほども書きましたが、体温が上がると免疫力が向上します。
免疫力が向上すると、ウイルスや細菌の感染も防げるようになります。
(基礎代謝の向上)
少しの運動や、少しの生活の中での変化により、基礎代謝が上がると、1日の代謝量が増えます。
基礎代謝量が増えると、太りにくい身体になり、生活習慣病の予防になります。
(アンチエイジング)
体温が上がると、新陳代謝が活発になり、古い細胞と新しい細胞との入れ替わりが早くなり、アンチエイジングの効果があり、若々しくなります。
(骨粗しょう症の予防)
歩くことや、トレーニングをすることにより、骨粗しょう症の予防につながります。
ご高齢の方はスクワットはできないと思いますが、ウォーキングを紫外線を浴びながら、日中に行うことにより、骨粗しょう症の予防になります。
(便秘の解消)
運動を行うことにより、腸管の運動が起こりやすくなり、便秘の解消につながります。
(認知症の予防)
体温が上がることにより、血行がよくなります。そのため、脳に行く血液の量も増え、認知症の予防にもなります。
まとめ
・36度以下の体温は「低体温」である
・低体温の方は免疫力が低下する
・低体温の方は筋肉量が低下している
・体温を上げるのは筋力を増やすのが一番良い
・ウォーキングなどの簡単な運動や、少し長めの入浴でも体温は上げれる
・体温を上げると免疫力の向上・基礎代謝の向上・アンチエイジング・骨粗しょう症の予防・認知症の予防などに効果がある
今回は「体温を上げよう!!」というテーマで書かしてもらいました。
コロナウイルスの流行もあり、免疫力の向上がとても重要な要素となっていると思います。
ご自宅や、身近なことでも出来ることで体温の上げ方を書かしてもらいました。
いつもの生活に少しだけ取り入れるだけですので、この記事を読んだ日からできることばかりだと思います。
皆さんも少し生活の中に取り入れ、免疫力を上げて、強い体を作りませんか??
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自宅でできるトレーニングを紹介していますので、ご参考までに!!
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運動だけではなく、筋肉や骨盤を整えることも、免疫機能を高めるには重要です。
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最後までお読みくださりありがとうございました。今後も皆様に有益な情報を届けれるように、ブログを書いていこうと思います。

なないろ整骨院 院長 濱井 康憲

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