肩こりについて
こんにちは、豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のブログ担当の院長の浜井です。
我が家には小学生の長女と、保育園に通う長男の二人の子供がいます。
新型コロナウイルスの影響で小学校は休校になり、はや2週間異常が過ぎました。
両親共働きのため、長女は普段から学童保育に通っているのですが、私の娘が通っている小学校では、休校になった翌日から学童保育で朝から夕方まで子供を預かってくれていて、本当に助かっています。
長男の保育園も通常通り営業してくれていますので、親には特に負担もなく過ごせています。
本当に大変な時期ですが、こうやって助けていただけることに感謝をし、自分も皆さんに還元できるよう頑張っていこうと思います。
さて今回は「肩こりについて」という、ものすごく大きな括りでのお話をしようと思います。
そもそも「肩こり」ってどういうもの???
皆さんは「肩こり」と言われたらどういうものだと考えますか?
このページを読んでくださっている方は「肩こり」がある人が読んでいるのではないかと思うのですが、人によって「肩こり」の症状や、自分なりの定義は違ってくると思います。
そもそも「肩こり」と言う「傷病名」はありません。
「肩こり」と言うものは「症状」であり、「傷病名」ではありません。
普段施術所で「肩こり」と言う症状で来院される患者様はとても多くいらっしゃいますが、皆さん大体同じことを言われるのですが、よくよく聞いていくと、皆さんそれぞれ違った症状を訴えることがほとんどです。
「首の周辺がしんどい」
「肩周辺がしんどい」
「背中の上の方がしんどい」
などなど、「肩こり」と言っても人それぞれの症状を訴えて来院されます。
肩周辺の解剖図を貼っておきます。
上の解剖図のように、肩・首周辺にはたくさんの筋肉がついています。
この解剖図は表層にある大きな筋肉しか載っていませんが、実際には筋肉は何層にもなっていて、細かい筋肉がまだまだついています。
「肩こり」と言われて来院される患者様の多くの方が、上記の解剖図の筋肉のどこかをしんどいと訴える方がほとんどです。
もちろん全員が全員というわけではないですが「肩こり」と訴えて来院される方のほとんどが、上記の図の筋肉を言われる方です。
では「肩こり」で訴える筋肉についてはわかっていただけたかと思いますが、この章の題名にもあるように「そもそも肩こりってどういうもの???」を書いていきましょう。
まず、なぜ肩こりを訴える時には先ほども書いたように、しんどいと訴える筋肉が関係しています。
特に「ぶつけた」「捻った」「こけて手をついた」などの事象がなくても、「肩こり」は起こります。
ではなぜ「肩こり」というものが起こるかというと、様々な原因がありますが、一番の原因は「筋肉の緊張」です。
「筋肉の緊張」と言われたもあまりピンと来ないと思いますが、「筋肉が張っている」「筋肉が凝っている」という状態だと思っていただければいいかと思います。
では何故、筋肉が緊張したら「肩こり」が起こるのかというと、筋肉が緊張すると、筋肉にはたくさんの毛細血管が走っているのですが、それらの毛細血管が筋肉の緊張により圧迫され、血行が悪くなり、しんどさが出てくることがあげられます。
血管の中には皆さんもわかっていると思いますが、血液が流れています。
血管にも「動脈」と「静脈」というものがあるのは、皆さんも知っていると思います。
「動脈」で新鮮な栄養や酸素が運ばれ、「動脈」で二酸化炭素や、不要になった老廃物などを心臓に返しています。
体の細部にある毛細血管でこの「動脈」と「静脈」が交換されているのですが、筋肉の緊張により毛細血管での新鮮な血液と入らなくなった血液の交換がうまくいかず、入らなくなった老廃物などが溜まり、「肩こり」という症状を引き起こします。
血行不良が「肩こり」の一番の原因なんです。
肩こりの対処方法
先ほどの章で肩こりの一番の原因は「血行不良」と書きましたが、では、「肩こり」をなくすにはどうすればいいのかを書いていきましょう。
筋肉が緊張し、血行不良が起こり、肩こりが発生するのですが、一番初めに書いた「筋肉の緊張する原因」をなくしてしまうことが一番の対処方法になります。
しかしここで書いておきたいのは、筋肉が緊張する原因は様々であり
・骨盤の歪み
・姿勢
・同じ姿勢での同じ動作の繰り返し
・元々持っている基礎疾患
・違う部位の怪我
などなど、人それぞれに原因となることが多すぎて、ちゃんとお会いして、お話を聞き、お体を検査させていただかなくては、お一人お一人にあった施術やアドバイスはちゃんとできないと、なないろ整骨院・整体院では考えています。
ですのでこの章では、「筋肉の緊張する原因を取り除く根本的な方法」ではなく、「血行を改善し、今あるしんどさを楽にする方法」について書いていきたいと思います。
血行をよくしようとした際にどのようなことをすればいいかというと
・温める
・マッサージなどで強制的に血行をよくする
・お風呂に入って体温を上げる
・運動をする
などがあげられるかと思います。
来院された患者様に「肩こりの時に自分でどのようなことをしていたか?」とお聞きした際に一番多い答えが「マッサージを家族などにしてもらう」が多かったです。
マッサージをすることにより強制的に筋肉に溜まった老廃物等の不要な物質や、血行は改善されるのですが、どうしてもマッサージを受けている側は自分の「気持ち良い力」でやってもらっていることが多く、その力は大体「強すぎる」場合が多いように思います。
中には力一杯筋肉をグリグリと抑えるようなマッサージをして、筋肉や筋膜を逆に痛めている場合も多々見られます。
ですので、素人のマッサージは血液循環の改善のための方法には、お勧めいたしません。
では、ご自身で行う良い血行の改善の方法はと言いますと、私は「入浴」と「運動」をあげたいと思います。
入浴に関しては誰でもわかると思いますが、体温の上昇とともに、血行が良くなることを感じれると思います。
以前、なないろ整骨院・整体院のスタッフのダイエットチャレンジの企画の報告の際に書いた記事で「アクティブレストについて」という記事があります。
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この記事の中での書きましたが、疲労回復のために入浴はとてもいいので、実践してみてください。
また、入浴の他に「運動」をあげましたが、運動も先ほどのアクティブレスの記事でも書いていますが、全身の血行状態をよくすることにより、肩こりの原因になる血行不良を楽にしてあげることができます。
しんどい筋トレや、長時間走ったりするような運動ではなく、ほんの少しでもいいので、全身を動かしやる「運動」を行い、全身の血行状態をよくしてやることを一度試してみてはいかがでしょうか。
しんどいと言ってじっとしてばかりでは、血行不良は改善されません。
ご自身で行える「肩こりの対処方法」は限られてきますが、少しアクティブレストを取り入れ、肩こりを楽にしてみてはいかがでしょうか?!
まとめ
今回は「肩こり」について書きました。
要点をまとめると
・肩こりは病名ではなく、症状名である
・「筋肉の緊張」 ⇨ 「血行不良」 ⇨ 「肩こり」が起こる
・筋肉が緊張する原因は人それぞれなので、根本的によくしようと思うと、個別に対応しないといけないので、専門家に相談することをお勧めする
・血行不良をよくしようと自宅などで素人が行うマッサージは、逆効果になることが多々あるのでお勧めしない
・入浴や運動などの全身の血行状態を良くしてあげるためにアクティブレストを行うことをお勧めする
ざっと書きましたが、肩こりに関して、なないろ整骨院・整体院でご自身で行えることは上記だと思っています。
本当は「筋肉の緊張をしない体を作ること」が患者様の健康的な体つくりのお手伝いだと思っています。
肩こりでお悩みの方は「根本的に良くすること」を目的としたなないろ整骨院・整体院独自の施術である「根本改善施術」を受けてみませんか?
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豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のホームページでは色々な役立つ健康情報を掲載しています。よければ一度見て下さい。
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最後までお読みくださりありがとうございました。今後も皆様に有益な情報を届けれるように、ブログを書いていこうと思います。

なないろ整骨院 院長 濱井 康憲

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