人の体は食べた物から出来ている!!
人の体に必要なものとは
こんにちは、豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のブログ担当の村山です。
前回までは簡単ストレッチシリーズを書いていましたが、今回からはみなさんに知っていてほしい体の仕組みなどをテーマに書いていこうかなと思います。
今回は題名にもあるように「人は食べたものから出来ている!!」ということで書いていきたいと思います。
では早速本題に入っていきましょう!!!
突然ですが、人間の体に必要なものはなんですか??
・水
・食べ物
・空気(酸素)
・日光
などなど必要なものはたくさんありますが、今回は題名にもあるようにこの中から「食べ物」についてのお話を書いていきます。
その他のものはまた違う機会があれば書こうと思います。
ちなみに食べ物=食材は買う方が多いと思いますが、それを買うための「お金」も必要になります。
その稼ぎ方についてはご自分で考えてくださいねぇ!!
いい方法があれば僕にも教えてください。
まぁ、冗談はさておき、人間に必要な食べ物を考えたときにみなさんはどのようなものを想像しますか?
・お米
・魚
・野菜
・納豆(僕は匂いがダメで絶対に食べれないです)
なんとなく健康に良さそうなものを想像したらこんな感じでしょうか。
今回はこのような大雑把な食品ではなく「成分=栄養素」についてのお話をしていきます。
では、人間の体に必要な栄養とはなんでしょうか?
小・中・高と大体の方が学校に通ったことがある思いますが、多分中学までに理科か家庭科の授業で習ったと思います。
人間に必要な3大栄養素とは
◉タンパク質
◉脂質
◉炭水化物
上記のことを言います。
あと3大栄養素とともに必要になってくるのが
◉ビタミン
◉ミネラル
です。
3大栄養素について
◉炭水化物について
炭水化物は「糖質」と「食物繊維」を合わせたものをいます。食物繊維は消化酵素などで分解してエネルギー源にはならないので、食物繊維を除いた「糖質」を栄養素としての炭水化物と言います。
主な働きとしては体を動かす時のエネルギー源になるということです。
糖質1グラム当たりは4Kcalのエネルギーになります。
特に脳では血液中の糖質が主なエネルギー源になります。そのため過度な炭水化物を除いたダイエットなどを行うと低血糖になり、意識障害などが出る場合があります。
また、脂質やタンパク質などと比べて素早くエネルギーとして使うことができます。
体の中の糖質は意外と少なく、血液の中や肝臓、筋肉の中に少量だけ蓄えてあり、すぐに使う量を超えて取った場合は、脂肪となって貯蓄します。
◉脂質について
3大栄養素の中で一番高いエネルギー源となり、脂質1グラム当たり9Kcalのエネルギーになります。
また体の中で作れない必須脂肪酸が含まれ、体の中の細胞膜を作る成分になったり、ホルモンの材料などになります。
不足した場合は、皮膚の炎症や発育障害などが起こります。
また脂溶性ビタミン(ビタミンA,E,D,K)などの吸収にも関わっています。
◉タンパク質について
体重の約20%を占め、筋肉や血液などの体を作る主成分になります。
また、酵素などの生きていく上で必要なものの成分にもなりますし、体を動かす時のエネルギー源にもなります。
タンパク質1グラム当たりは4Kcalのエネルギーになります。
タンパク質は体の中に入るとアミノ酸に分解されるのですが、必須アミノ酸(EAA)と呼ばれる9種類は体内で作ることができず、毎日食事から取らなくてはいけません。
タンパク質は常に分解され、口から取り込んだタンパク質を合わせて、また作り直しをしているので、毎日しっかりと取らなくてないけません。
3大栄養素の割合とは??
3大栄養素の割合は厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2015年)」によると
◉タンパク質・・・13〜20%
◉脂質・・・20〜30%
◉炭水化物・・・50〜65%
上記の厚生労働省の基準値から考えて理想的な数値が
『タンパク質:脂質:炭水化物=2:2:6』
くらいの割合が良いとされています。ただしこの数値はグラム数などの重量ではなく、エネルギー量で計算しなければなりません。
先ほどの章でも書きましたが、1グラム当たりのKcalは以下の通りです。
◉タンパク質・・・4Kcal
◉脂質・・・9Kcal
◉炭水化物・・・4Kcal
1日に2000Kcalが必要な方が、先ほどの理想的な食事を重量に換算すると下記のようになります。
『タンパク質:脂質:炭水化物=100g:44.4g:300g』
理想的な食事とは
昨今言われている日本人の食生活における欧米化により、日本人が昔から食べてきた和食から洋食へ食事が変わってきていることは皆さんも知っていると思います。
欧米化してきたことにより脂質と糖質の摂取量がとても増えてきています。
そこで理想的な食べ物としてあげられるものは大体予想がつくと思いますが「和定食」です。
◉主食(ご飯など)
◉主菜(肉・魚・卵・豆腐など)
◉副菜(野菜・海藻・きのこなど)
この組み合わせを崩すことなく食べていけば、もちろん量などにもよりますが、健康的な食生活が送れるはずです。
この中で気にしていただきたいことと言えば、
(1)炭水化物を減らす
(2)脂質を減らす
(3)タンパク質を意識的に摂る
(1)炭水化物を減らすことについては 先ほどの章で書きましたが、多く摂りすぎると脂肪として蓄えることになってしまいますので体脂肪が多めの方は少し減らす方が良いでしょう。
(2)脂質を減らすについてですが、脂質も多く摂りすぎると脂肪として蓄えるようになってしましますので、体脂肪が多い方は減らすようにしましょう。
少し気をつけるだけでも脂質は落とせます。
例えば、ステーキについている脂身を落とす、焼き鳥の脂肪部分を取って食べるなど、少しに気遣いで脂質の摂取量は減りますので、気づいたものからやってみてください。
あと、女性に多いですが、よくお菓子を食べる方がいますが、お菓子は糖質と脂質の塊だと思っていただいた方がいいかもしれません。
「あまりご飯は食べてないけど太る」という方が時々いらっしゃまいますが、お菓子を食べ過ぎている場合がありますので、注意してみてください。
(3)タンパク質を意識的にとるというのは現代の食事では必要なタンパク質量が取れていない場合が多いです。
先ほども書きましたが、タンパク質は体を作るのにとても重要な働きをしています。
1日に必要な筋肉量を維持するための摂取タンパク質量は「体重1kgにつき、タンパク質1g」だと思っていただければ良いです。
例を上げると、体重60kgの方の1日の必要なタンパク質量は60gになります。
タンパク質は筋肉や血液、爪、髪の毛など体を作る材料になります。体を作る材料がなくなってしまいますと筋肉を分解してエネルギーを作り出したりしますので、大元の材料であるタンパク質をしっかりと摂らなくてはなりません。
そして必須アミノ酸という9種類は体内では作ることができず、必ず食事から取らなくてはいけません。
意識的にタンパク質を取らないとなかなか1日に必要なタンパク質が取れませんのでしっかりと摂るようにしましょう。
まとめ
(1)バランスの良い食事を心がける
(2)炭水化物、脂質は控えめにする
(3)タンパク質は意識して積極的に摂る
上記のことを気にしながら毎日の食事を摂るようにしてください。
現代の食事では炭水化物と脂質が多く含まれている場合が多いです。
先ほども書きましたが、炭水化物・脂質は多く摂りすぎると脂肪として体に蓄えてしまします。
太り気味の方はしっかりと食べるものの成分を見ましょう。
「人間の体は口から入れたものからしか出来ていません」
悪い成分・悪いバランスでの食事を続けていると1日ではどうにもなりませんが、そのようなことが続くと体重の増加や、血糖値、コレステロール値の上昇など、体に悪い影響が出てきます。
様々な病気の原因にもなりますので、食べ物の内容にはくれぐれも注意を払ってください。
生きていく上で絶対に「食べる」ということはやめれません。
良い食事を摂り続けるのと、悪い食事を続けるのでは長い期間で見ると体に及ぼす変化は全然違います。
良いもの・良いバランスの食事を心がけ、体の中から良い環境を作ってあげましょう。
豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のホームページでは色々な情報を載せています。よかったら下記のリンクから一度見てください。
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最後までお読みくださりありがとうございます。

なないろ整骨院 院長 濱井 康憲

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