簡単ストレッチ お尻編
ストレッチについてよく聞かれる質問とその回答
こんにちは、豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のブログ担当の村山です。
今回はお尻のストレッチについて書いていこうと思うのですが、ここまで何回かストレッチについて記事を書いていたところ、来院されている方から色々な質問がありましたので、特に多かった質問とその回答を書いていきます。
過去の記事から読んでいただいた方が理解しやすいと思いますので、出来れば下のリンクの 2019.1.18 以降の記事はストレッチ関係になっているので、先に読んでいただければいいかと思います。
なないろ整骨院・整体院ブログページ・・・「お医者さんに聞けない!!ここだけの話教えます。」
(1)どのくらいの時間やればいいですか?
A:ひとつのストレッチは1~2分間行うようにしてください。2分位までストレッチの効果がよく出てそれ以降の時間と効果の比率が悪くなっていくという研究結果も出ています。ご自宅でするのであれば2分間を一つの目標とするのが良いかなと思います。
(2)いつやるのがいいですか?
A:以前の記事にも書きましたが、朝の寝起きには「ラジオ体操」などの動的ストレッチがよく、一般的によく言われるストレッチである静的ストレッチは出来ればお風呂上りなどの体温が上がっている状態でやる方が効果的です。交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きをよくする働きがストレッチにはありますので、一番良い時間はお風呂上がりの寝る前にするのが理想的です。
過去の記事・・・「ストレッチの種類について」
(3)ストレッチ中の呼吸はどうすればいいですか?
A:鼻から吸って、口から吐く腹式呼吸をしてください。大きく空気を吸い込み、ゆっくりと息を吐く事により、先ほども書いた、交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きをよくできます。また、体内に新しい新鮮な酸素が取り込まれることにより、新陳代謝が良くなり、ストレッチ効果も高いものとなります。
(4)ちゃんと出来ているのかわからないのですが、どうすればよいですか?
A:ストレッチの目標となっている筋肉がちゃんと伸びているかを確認しながら行ってください。しかしながら解剖学をしっかりと理解していないとストレッチもなかなかちゃんとできません。個別でのご相談にのりますので、下記のリンクからメールをください。
お尻のストレッチのやり方(1)
お尻のストレッチになります。大臀筋などのお尻の筋肉が伸びます。膝の角度を変えると効く筋肉も変わりますので、できれば試してみてください。
お尻の筋肉は「歩く」「立つ」動作の時にとてもよく働きますので、立ち仕事の方や、肉体労働の方や、よく運動をする方などに特におすすめです。
また、お尻の筋肉の柔軟性がないと、太ももより下の筋肉で代償運動といってかばいながら動くことになりますので、お尻の柔軟性がないだけで下肢の筋肉のトラブルの原因にもなりますので、しっかりと柔軟性を確保できるようにストレッチをしましょう。
来院されている方にストレッチについて色々聞いてみていたのですが、肩や首周辺、腰、下肢についてはみなさん頻度の違いはあれど、やられていたのですが、お尻のストレッチに関してはあまりやられている方が少なかったので、意識的に今回のストレッチを取り入れていただければいいかと思います。
<やり方>
1)仰向けに寝る
2)ストレッチをする方の膝を両手で持つ
3)足の力を使わずに膝を持った手で膝をお腹に近ずける。
4)反対の足は床から離れないようにする
5)深呼吸しながら2分間したら反対の足を行う
<注意点>
1)ストレッチしている反対の足は床から離れないようにする
2)しっかりと深呼吸し、無理に膝を引き上げすぎないようにする
3)仰向けに寝ている頭は床から離れないようにする
お尻のストレッチのやり方(2)
※上の写真は右のお尻のストレッチです
※上の写真は左のお尻のストレッチです
このストレッチはお尻の筋肉の表層にある大臀筋などの筋肉ではなく、深層にあるお尻の筋肉にとても効くストレッチです。
この深層にある筋肉は深層外旋六筋と言われ「大腿縫形筋・梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋」からなっています。
足を外旋(外に回す)役割をしています。
この深層外旋六筋の中の「梨状筋」という筋肉が張ってくると、足にしびれや違和感などが出てくるいわゆる「坐骨神経痛」が出る場合があります。
坐骨神経は梨状筋の間をぬって走っているのですが、筋肉が張ってくると梨状筋に圧迫され、坐骨神経痛が出てくる場合がありますので、しっかりとこのストレッチを覚えていただき、予防に役立てていただければいいかなと思います。
<やり方>
1)仰向けに寝る
2)ストレッチをする方の足を反対側の膝に乗せる
3)写真のようにストレッチをしない方の膝を両手で持つ
4)膝をしっかりと胸に近ずける
5)お尻にストレッチがかかっているのを感じつつ、深呼吸をする
6)2分間したらゆっくりおろし、反対側の足も同様に行う
<注意点>
1)無理に上げすぎないようにする
まとめ
どうでしたか??
今回はお尻のストレッチを書きました。
意外と皆さんお尻のストレッチはされていない方が多いので、この機会にしてみてください。
豊中市緑丘のなないろ整骨院・整体院のホームページでは色々な情報を載せていますので、よかったら一度見てみてください。
最後までお読みくださりありがとうございます。

なないろ整骨院 院長 濱井 康憲

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